グローバル流動性と金融資産市場（株式市場を含む）は、ビットコインの支持線とイーサリアムの抵抗線の間にあるか？

個別の好材料、悪材料とは大きく関係なく、金融資産市場に関して流動性を最も正直に反映する資産がコイン市場だと言われることが多いのですが。

暗号通貨市場のメインであるビットコイン、イーサリアムといった2つのコインが、中心的な指標の役割を果たすと考えられます。

現在、ドル基準のビットコイン（BTC/USD）は、以前のネックライン（neckline）である56,500ドルラインとその下で、短期的には一時的に留まった安値が重要な支持線となっています。

一方、これとは逆にイーサリアム（ETH/USD）は、以前のネックライン（neckline）であった2814ドル前後のラインが抵抗線の役割を果たしています。

現在、コイン市場は、このビットコインの支持線とイーサリアムの抵抗線の間で挟まれ、ボックス圏で推移している様子を見せています。

コイン（仮想通貨）市場のこのような流れは、ナスダックを筆頭とする米国株市場（株式市場）の7月以降から最近まで続いているボックス圏での横ばい相場と関連があると見て間違いなさそうです。

この数ヶ月のボックス圏の流れを突破して上昇するのか（短期的な株価バブル）、それとも勢いがなくなって下落するのか、いずれかになるでしょう。

このような米国株市場の流れも、ビットコイン、イーサリアムと関連する流動性およびコイン市場の流れと共に進むと予想されています。