ビットコインに賭けたMSTR、そしてMSTRレバレッジに賭けた韓国の個人投資家たち

最近のニュースで、韓国の個人投資家（서학개미）が2000億ウォンを超える巨額を「MSTR（マイクロストラテジー）レバレッジETF」に投資したという記事を見ました。

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米国市場で投資されている皆さんはご存じのとおり、MSTRは、CEOが会社の資金を総動員してビットコインに投資したことで知られる米国企業です。

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SW開発が本業の会社ですが、本業よりも「ビットコイン投資会社」として有名になってしまいました。

そのため、MSTRは米大統領選前からトランプ大統領の当選可能性が高まるにつれて、トランプ・トレードの効果を享受し、株価が急騰しました。当然、9～11月の短期的な急騰局面では、2倍レバレッジETFの収益率は非常に高くなりました。

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しかし、最近ではビットコインよりも勢いが弱まっているように見えます。これには、空売りを行う企業が増えているという報道も影響しているようです。

しかし、前回の投稿で述べたように、グローバル株式と同様に、ほぼ全ての資産について、中長期的な視点で警戒すべき時期に来ていると述べました。

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たとえビットコインがトランプ政権で恩恵を受けるとの予想が強いとしても、「ナスダックとは全く異なる動きをするだろうか？」という疑問がどうしても残ります。

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今回のFOMCでパウエル議長がビットコインを準備資産として検討したことがないという発言を受け、株式市場だけでなくビットコインも動揺しました。下の1日足チャートを見ても、まだチャートが崩れているようには見えません。

しかし、ビットコインに次ぐ時価総額でアルトコインの代表格とされているイーサリアムは、昨日からチャートが崩れ始めています。

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ビットコインがイーサリアムを含む他のアルトコインよりも強いのは事実ですが、ビットコインだけが独立して動くかどうかについては、やや懐疑的な見方です。強い資産なので、少し遅れて追随する可能性が高いでしょう。

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では、ビットコインを見てMSTRやMSTRレバレッジETFに投資した人々は、リスクに備える必要があると考えます。特にMSTRレバレッジであれば、損切り（ラン）が必要なのではないかと思っています。