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作成: 2024-10-04
作成: 2024-10-04 19:21
(前編に続き…)
しかし、これを為替効果をある程度反映して外国人の視点から見ると、また違って見えます。
下は、KOSPI指数をWON/USDの為替レートで割って、韓国ウォンの価値を反映した指数で作成したチャートです。
外国人にとっては、トレンドとして、1989年、2007年の上昇局面の高値と、2021年に3300ポイントをつけた当時が、同じ高値レベルに見えたでしょう。
そして、現在のKOSPI指数は、外国人にとってどのようなテクニカルな位置に見えているのでしょうか?
短期的に続いている米国の株価市場の現在の小幅な変動が終息する兆候が見えれば、かなり長期にわたる指数基準のゲーム、例えばSPYやQQQ、あるいはTQQQなどの購入後の長期保有戦略などは、もはや意味がないのではないかという予想です。
ただし、総合指数という観点ではなく、NVIDIAなどのAI関連中核銘柄のゲームはまだ….
これは、指数は頭打ちになっても、AI関連の巨大テクノロジー企業はさらに上昇できるという意味です。ただし、大規模株であっても、AI関連株以外では、先に一つずつ問題を抱え始め、その時が来るまでは、現在の状況よりも「少数の巨大優良株への集中」が今後相当期間続く市場が現れるという意味でもあります。
アメリカの株価市場の総合指数がさらに上昇する力はほぼ尽きており、すぐに下落するのではなく、「下落を耐える力」…はまだ残っており、少なくとも「時間的な」支えになると考えます。おそらく、詳細的には、その役割を再び巨大テクノロジー企業が担うことになるでしょう。
米国の長期金利と短期金利の逆転が数日間ではなく、完全に解消されるまで、つまりFRBの高金利長期化(H4L)政策が終了するまでは、アメリカも何としても株価市場をすぐに長いトンネルの中に押し込もうとはしないでしょう。
アメリカの株価市場は、昨日のパウエル議長の講演の影響で、ナスダックを再びわずかに上に押し上げたことから見て、今後数日間は徐々に高値を更新していく流れになるようです。時間が必要なようです…
ふと、昔、友達と大恐慌のような株価暴落について冗談を言ったことを思い出しました。笑
「指数が半分どころか1/10になったらどうなるんだ?そんなことがありえるのか?」」
「ありえるよ。まず5倍になってから1/10になったらいい。そうすれば今の位置から半分になったのと同じ位置だ。」
<終>
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