"Track the Market"

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3

  • 作成言語: 韓国語
  • 基準国家: すべての国家country-flag
  • 経済

作成: 2024-10-04

作成: 2024-10-04 19:19

(前2回に続く)


先日、以下の投稿を通じて、『なぜ今このタイミングで、人工知能によって無敵のように見える米国株式市場に対する長期高値論、そして今後なぜ第二のグローバル大恐慌と呼ぶにふさわしい状況へと進んでいくのか』についての私見を少し書いていました。

基本的な仮説についてはかなり前から考えており、22年からはその仮説と同様に進行しているかどうかの技術的流れと経済指標の確認、そして具体的にどのように進んでいくかについて調べているところです。

そして現実の実際の状況と金融市場も、まだこの仮説の状況から大きく外れていないように感じています。


そして今回の投稿は、考えている他の部分の中から、再び一部だけを少しだけ書き足したものです。

以下は、ダウ平均株価の1800年代後半から現在まで続く超長期の流れの月足チャートです。

1932年の大恐慌の底から始まったサイクルの波、そして1970年代のインフレ時代を経て始まったサイクル、そしてグローバル金融危機直後から始まったサイクル…これらがすべて重なり合って一つの時代が終わりを迎えるサイクル、その終盤のゲームが2022年から既に始まったという話は、ネフコンチャンネルで基本的にはずっと話してきたことです。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


米国株式市場の重複した技術的な中長期サイクルの終盤のゲームは2022年から既に始まっており、2024年現在は『株価指数の上限値を絞り出してもう少し上げるゲーム』が行われていると考えています。

下のナスダック100指数を基準に米国株式市場を見ると、株価指数を上げるゲームという観点から、最後の小さな波動が進行中で、その最後の小さな波動も正常な予想終点と考えていた5月中旬以降、延長波(extensions)の形で辛うじて続いていると考えています。

赤色の区間で示したこの延長波領域からは、人工知能とは関係のないテクノロジー株の上昇は先に止まり、それでもバリュエーションに大きな問題のない少数の巨大テクノロジー企業を中心に市場を牽引する流れが続いています。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


もちろん株価指数はここからさらに上昇しても『ごくわずか』程度と考えていますが、NVIDIAなどの個別銘柄はまだではないと考えています。

しかし、ナスダック指数が現在の水準をはるかに超えて、2000年のドットコムバブルのような水準のバブル相場になることはないと考えているのですが。

そう考えている理由として、先日話したように『債券市場が株式市場がバブル水準になるのをすぐに抑制するだろう』…ということでした。

債券市場の抑制とは、『市場金利が急騰して』株式市場がさらに上昇することを困難にするだろうという意味です。

一昨日、長期債を中心に米国の市場金利が急騰しました。

そして昨日、正規取引開始直後に行われたパウエル議長の講演内容は特別なものとは限りませんでしたが、『まだ確認は必要だが、最近うまくいっているようだ』という肯定的な口調が出て、昨日は再び市場金利が小幅に下落し、株式市場も安心し、一緒に反発しました。


しかし、昨日同時に以下のニュースも出ていました。

ウォール街の大物投資家が長期金利上昇に賭け始めたというニュースです。

ニュースでは、ウォール街の大型投資機関がトランプ氏の勝利に備えてのことだと報じていますが、私はおそらく裏事情は違うと考えています。


上で米国の株式市場が延長波をさらに続けているという考えを話しましたが。

なぜ?おそらく『時間稼ぎのための』追加的な動きだと予想しています。(時間稼ぎの動きとは、狭いレンジでの横ばい、または低い角度でのさらなる上昇の流れを意味します)

何のための時間?『市場金利が株式市場に脅威を与えるほどの水準まで急騰するまで』の待ち時間。

最近、多くの人がまもなく米国の経済が減速または不況に向かっているため、FRBの政策金利引き下げを予想し、市場金利も下落傾向にあると固く信じている状況です。

もし、このような予想が『今は違うのか?』と思わせるには、下のチャートで金利がどの程度まで急騰すれば始まるでしょうか?

そのような考えが、そう遠くないある時点から市場に明確に感じ始めると、米国株式市場で現在続いている短期的な延長波動は終わるのではないかと考えている。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


そのため短期的なものと考えていますが、最近個人投資家が大量に買い入れた銘柄の一つであるTMF(米国債20年物3倍レバレッジ)のような商品で、もしかしたらショックが発生する可能性もあると考えています。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


一方、以下はドル指数長期の流れを示す月足チャートです。

このまま見ると、ほとんどの人は概してそれほど感動しないだろうと思うので、簡単なトレンドラインを追加して見てみましょう。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


以下は、トレンドラインを2本引いたドル指数のチャートです。

テクニカル分析について少し勉強したことがある方は、下のチャートを見て、心の中で感じる何かがあるでしょう。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


ドル指数はユーロに対するドルの価値を反映しているため、ユーロ/ドル為替レートチャートと似ていますが、ドル指数がそのような流れのニュアンスを示しているなら、米国や欧州に比べて小規模な開放経済である韓国のウォン/ドル為替レートは何か似ているだろうと想像するのは当然です。

以下は、ウォン/ドル為替レートの長期月足チャートです。

2022年初めに最初の重要な長期的なポイントを一つ越えて、22年末には1450ウォン付近まで急騰した後、現在も1300ウォン台後半を行き来しています。

上記のドル指数の流れが示唆するニュアンスは、『相当期間にわたるドル高の時代』…です。

時期の問題ですが、そうなると、いつ頃1400ウォン台半ばにある次の2つ目の重要なポイントを超える時期が来ると予想されます。

ごく一部の人々の口から『ウォン/ドルは後で3000ウォンになる』という言葉が出てくるのは、むだ話ではないということです。私が見ている中長期的な予想も、ドル当たり2900~3100ウォンの範囲です。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


既に米国株式市場に比べて韓国の株式市場であるKOSPI、KOSDAQは勢いがなくなり、特に指数はそれほど上がらなくても、ずっと循環売買は続いていた活気が最近ではほとんどなくなっていると感じています。

それでもウォン/ドル為替レートが1400ウォン台半ば以下で推移している間は、韓国の株式市場もまだ投資できる市場でしょうが、それを上回ると、韓国の株式市場は非常に危険な投資対象と見なされるでしょう。

以下は、KOSPI指数の長期月足チャートです。

長期チャートで3300ポイントを記録した2021年半ば当時を見ると、単独で急騰した『オーバーシュート』区間のように見えます。

突如たる長期高値論、そしてなぜ大恐慌なのか - 3


- 再び、1回あたりのアップロード容量の問題で4回に…

コメント0

2024年11月23日 雑多な関心事:保護貿易/金利の新たな反応/ノーコード2024年11月23日に執筆された記事で、保護貿易、金利変動、AI、コーディング不要のウェブプログラミングなど、様々な経済および技術的な問題を取り上げています。アメリカの経済政策、金利引き下げの影響、AIの活用方法、そしてbolt.newを使ったウェブサイト作成経験を共有します。
Charles Lee
Charles Lee
Charles Lee
Charles Lee

2024年11月23日